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2009年1月 6日 (火)

現代の一休さん、南部博士

今朝ネットを見ていたらとてもいい話が掲載されていたのでご紹介します。3人の日本人がノーベル物理学賞を受賞したニュースは大きな話題となり、小林、益川両博士の話は多く報じられました。しかし、もう一人の南部博士の事はあまり知られていません、でも素晴らしいエピソードがあるのです。まずはこのサイトを読んでみてください。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20081226/181406/?P=1

実は、南部博士は授賞式に出席せず、共同研究者で50年来の後輩でもあるヨナ=ラシニオ教授に講演を依頼したんです。これは普通考えられないことなのに、南部博士は知らん振りしてやってのけたのです。ここまでクレージーなイタズラはノーベル賞100年に1度のことらしく、またこの「愉快なイタズラ」のおかげで、沸騰していたイタリア物理学界の怒りはサッと収まり、欧州に限らず、何が起きたか理解している世界の物理屋全員が、南部博士のケタはずれのご器量と賢慮に、これ以上ない尊敬の念をもって、シャッポを脱いだそうです。まさに現代の一休さん・・・と解説されている。

昔は弟子の成果を独り占めする人が多いと聞いている世界で、今回の受賞者達は先生や先輩方、それに助手達の実名を挙げ、共同の成果として発表したのです。日本の謙譲の美を示した喜ばしい出来事といえます。なぜ日本のジャーナリストはこう言う話を報じないんでしょう。

同サイトから益川教授の日本語の講演が聴けるので、是非聴いてみてください。出だしは幼いころのエピソードで面白いですが、中盤からはちんぷんかんぷん、日本語でもやはりノーベル賞は我々の理解を超える内容でした。

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